サンタクロースになるには? 公認試験の条件とは? 海外と日本のサンタの違いとは



クリスマス、子ども達の人気者であるサンタクロースですが、サンタクロースになるためには公認試験があることをご存じでしょうか。

「優しいおじいさん」のようなイメージのあるサンタクロースなので、その公認試験や必要条件は意外にも厳しいものなのです。

今回、サンタクロースになるための方法についてご説明します。

サンタクロースになるには?

まず、サンタクロースになるためには次の4つの条件を満たしていることが、最低条件となります。

その条件とは

  • 「既婚であること」
  • 「子どもがいること」
  • 「サンタとしての活動経験があること」
  • 「体重が120キロ以上であること」

です。

これらがサンタクロースのイメージに近いとされており、この4つを満たして初めて公認試験を受験することが出来るのです(もし離婚したり体重が減ってしまえばサンタクロースとしての活動は許されなくなります)。

条件を満たし、且つ書類審査を通った人には試験についての案内書類が自宅に郵送されます。

サンタクロース公認試験の内容とは

公認試験の会場はコペンハーゲンにあるバッケン遊園地で、そこに向かうまでも、厳しい道のりが待っています。

まず、交通費は全額自腹で、しかも受験会場には正装、つまりサンタクロースの衣装で来なければならず、かなり目立ちます。

試験には体力測定があり、その内容はサンタクロースとして不可欠な煙突登りや煙突の出入りから、クッキーやミルクの早食いや50メートルの距離を本気で走る等といった、ユニークなものです。しかし、それらを2分以内にこなす必要があり、体重が120キロ以上の人にとっては結構厳しい内容となっています。

ベテランサンタによる面接もあり、英語かデンマーク語で答えられなければなりません。

また、サンタクロースの衣装は自前で作らなければならず、その身だしなみチェックもあります。そして、宣誓文の朗読をサンタ公用語である「HOHOHO」のみで表現しながら読み上げるという試験もあるのですが、それは審査員が納得するまで続けなければならないのです。

このような一連の試験に全て合格し、ようやく公認のサンタクロースになることが出来ます。

公認サンタクロースとは?

現在世界には約120人の公認サンタクロースがいて、なかには女性のサンタもいるそうです。

公認サンタクロースになると、毎年9月に開催されるコペンハーゲンでの「世界サンタクロース会議」に出席しなければならず、これも交通費は自腹でまだ暑いなかでサンタの正装で来る必要があるという、サンタとして認められても決して楽ではない条件が課せられています。

また、サンタクロースの活動はほぼボランティアなので、サンタとしての収入はほとんど期待出来ません。しかし、サンタとして人々を喜ばせたいという熱意をもって、公認サンタ達は今年もクリスマスに向けて準備を続けているのです。

 サンタクロースのモデルとは

さて、そのサンタクロースですが実はモデルとなった方がいます。

それは4世紀頃のローマ帝国で司教をしていた聖ニコラウスさん。

彼はあるとき、貧しい姉妹を助けるために金貨をこっそり姉妹の家に投げ込んであげたそうです。

このエピソードが元になり、セント・ニコラウスが訛りサンタクロースへと変化していきました。

サンタクロースと靴下

ちなみにプレゼントを受け取るための靴下は、投げ込まれた金貨が暖炉で乾かしていた靴下に偶然入りこんだところからきているとのこと。
子供の頃は、なぜ靴下なんて小さいものにプレゼントなんて……?と疑問に思ったものですがちゃんと由来があるのです。

海外と日本のサンタクロースの違い

青い服のサンタがいる

昔はサンタクロースは青や黒などのコートを着ている司祭の姿でした。

しかし19世紀の風刺画家トマス・ナストにより、恰幅が良くてメガネをかけ、白いヒゲに赤い服の現代のサンタクロースがデザインされました。

これが1930年になるとコカ・コーラ社の広告に使われ、商品の知名度の高さからそこから全世界に広まっていったのです。今でもヨーロッパでは青い服のサンタクロースがいます。

サンタへは「差し入れ」が必要

日本ではあまり見かけないのですが、実は海外ではサンタがプレゼントを持ってきてくれるのに対して「差し入れ」をする習慣があります。

差し入れは国により違いますが、アメリカではクッキーとミルクを用意しておきます。クリスマスクッキーは自分達で食べる為だけではないんですね。子供達の親は夜中にそっとクッキーを食べてミルクを飲んでおき、サンタが来たことを証明するのです。

コワいブラックサンタとは

最近流行りの「ブラック」ですが、実は海外にはブラックサンタがいるのです。

ドイツの習慣ですが、サンタクロースが良い子にご褒美をあげる傍ら、悪い子を懲らしめる「クネヒト・ループレヒト」というブラックサンタが同行します。悪い子へのプレゼントは石炭で、お祈りができないとプレゼントではなく灰が入った袋で頭を叩かれるそうです。

ちょっとコワいブラックサンタですが、子どもに言うことを聞かせるのにうってつけのキャラとなっています。

まとめ

サンタクロースのトリビアは幾つかありますが、どれも日本ではあまり知られていません。
プレゼントを貰うだけではなく、くれる人についても知っておくと子供に説明する時に役に立ちますね。”



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